新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法

 これまでの在来木造住宅の耐震診断では、昭和56年6月を境に(新耐震基準かそうでないか)その前後で判断をおこなっていました。
 しかし、昭和56年6月以降でも、平成12年6月以前までの19年間は、接合部の規定が明確になっていないため、現在の耐震性能は満たしていないことが問題になっていました。
 そして平成28年に発生した熊本地震で、その問題が顕著化しました。
 そのことを踏まえ、、(一財)日本建築防災協会において、「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法」が作成公開されました。
 昭和56年6月から平成12年6月までの在来木造住宅について、建築基準法が想定する耐震性を満たしているかをチェックする方法です。
 建築士でない一般の方のチェックを対象にしている方法も作成されていますが、ちょっと一般の方には難しい感じがします。


■新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法の公表について
国土交通省サイト内
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000662.html

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